2017年02月17日

店内イベント 法話「なぜお葬式をするの?」

先日、店内2階の和室スペースにて

第2回目の店内イベントを開催しました。


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「なぜお葬式をするの?」というテーマで、

大分市坂ノ市 妙蓮寺の 蓮谷啓生副住職を

講師にお迎えし、14名の参加者の皆さんと

法話に耳を傾けるひととき。

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子どもやお孫さんから

「お葬式ってなぜするの??」

と、尋ねられたら明確に答えることができますか?


お葬式には何度も参列し、

どういうものかわかっているつもりでも、

改めて意味を問われると、答えるのが難しいかもしれませんね。



ネアンデルタール人の時代の埋葬を調べてみると

お骨の周りには大量の花粉があったそうです。

悲しみや、死後どうなるのかの不安を抱えながら

花を供えて弔ったのでしょう。


そして、現在の日本では、特に都会のほうでは

お葬式をしない方が増えているそうです。

病院で亡くなり、直接火葬場へ。

しかもその割合はなんと3割。

そして、お骨を宅配する「送骨ビジネス」

も存在するそうです。


誕生日や、成人式などなど、さまざまな通過儀礼をとおして

新たな自分になる節目を過ごしてきた私たちが

「葬儀」というその人の最期の儀礼をなぜ省略するのでしょう。


経済的な理由や、家族や周囲の人に迷惑をかけたくない

など、理由はさまざまあるのかもしれませんが

「人間、死んだらおしまい」

という考え方が背後にあるのかもしれません。



科学技術の進歩の中で

日々の生活を営む私たちですが、

いよいよ死を迎えるその時に

何か曲を聴けるとすれば

「うさぎ追いしかの山〜」

の、「ふるさと」を聴きたいと思う方が多いそうです。

「死んだらおしまい」ではなく、

「ふるさと」を求める。


懐かしい、海や山、生まれ育った家や家族・・・

帰っていく場所を私たちは求めるのかもしれません。


若い時や、自分や周りの人が健康な時には

死んだらどうなる?

などということはあまり考えないことかもしれませんが、

お通夜やお葬式やお盆などの仏事、お参りや肉親の死をとおして

仏様との縁をいただくことは、

愛別離苦(あいべつりく)の苦しみや悲しみの中に生きる

私たちにとって、大切な機会となるかと思います。


蓮谷副住職は、

「なぜお葬式をするの?」という問いに対して

人間だから。また、愛別離苦の苦しみ悲しみの中に

生きている私たちだからこそ

しなくてはいけない  のではなく、

せずにはいられない  のではないか。

残された家族に迷惑をかけるどころか

大切な子や孫のいのちを

根底から支えていくことになります

と、教えてくださいました。



1時間ほど法話をお聴きしたあとは

おいしいお菓子とお茶とともに

ざっくばらんに質疑応答タイム。

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笑いあり、涙あり

の有意義な時間となりました。



これからも、店内にて

ワークショップや、お話を聴く会

を開催していく予定です。


お楽しみに(*^^*)










posted by ささき仏壇店 at 17:00| Comment(2) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
大変ありがたいご法縁を営まれたことと、ご拝察いたします。綴っておられる言葉の一つ一つに、仏法を大切にされているお心を感じました。

寺院活動をしていく中で、仏壇店さんがこういった取り組みをされているということに、学ばされ、励まされます。こういったことは、仏壇店さんのみならず寺院を支える原動力にもなります。同じ仏法の領域に生きる者同士、手を携えて歩みたいものです。

素晴らしい記事ありがとうございます。
Posted by kaitokuji at 2018年05月30日 10:08
kaitokuji様

ブログを見て頂き、そしてコメントありがとうございます!

私たちも核家族化の影響か、時代の流れなのか、人の最期についての考え方が変わってきていると感じています。

お寺さまにご法話をして頂くことで新しく知ること、改めて感じることが参加して頂いた方以上に私たちにもありました。

不定期ではありますが続けていけたらと思っております。
ありがとうございました。
Posted by sasakibutudanten at 2018年06月26日 10:36
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